術後の状態とケア
2017.05.30

お肌を気にする女性エラの整形手術後は、1~2週間ほどフェイスバンテージを付け、顔を圧迫固定して過ごします。2週間~1カ月は、強い痛みと腫れがあり、完全に腫れが引くまでには、約6カ月ほどの期間が必要です。おたふく風邪のように顔の腫れるため、1週間~2週間は外出の予定をできるだけ控えるように計画しましょう。手術の痛みだけではなく、全身麻酔による挿管で、チューブを入れた事による喉の痛みも2~3日続きます。また、骨の近くには神経があるため、エラ削りによって、口の周りに知覚麻痺や痺れが生じます。感覚が鈍くなったり、ピリピリとした痺れを感じるなど、症状には個人差がありますが、ほぼ100%の方が痺れの症状を伴います。通常は、半年ほどで回復しますが、神経を損傷すると永久に残ってしまう人もいるので、事前のカウンセリングでよく話し合いをするようにしてください。
それから、手術の後は、抜糸や経過観察のために定期的な通院をします。抗生物質など、処方された薬は必ず用法・容量を守って飲むようにしましょう。経過中に少しでも体の変化や不安を感じた場合は、しっかりと医師に伝えて症状の確認を行います。一時的に「開口障害」が起き、口が開きにくくなる事もあるため、医院での指導に従って開口訓練を行いましょう。自宅でも「ア・イ・ウ・エ・オ」とゆっくり発声する事で、開口訓練を行う事ができます。
術後、しばらくは会話をするだけでも強い痛みを感じるため、通常の食事を取る事が難しくなります。傷口に刺激を与えないよう、辛いものや硬い食べ物は避け、ヨーグルト、ゼリー、おかゆなど、流動食に近い柔らかなものから食事を取るようにします。アルコール、タバコは傷の回復が遅くなる原因になるので、術後2週間~1カ月は控えるようにしましょう。また、体の血行が良くなると腫れが引きにくくなるので、しばらくは入浴や運動を控えます。シャワーやメイクは、翌日から使用する事が可能ですが、負担をかけないように注意しなければいけません。
エラを削る輪郭形成手術は、全身麻酔を使用する大掛かり手術です。術後に腫れ・痛みが伴うだけではなく、副作用や合併症にも気を付ける必要があるので、病院での指導された注意事項は、必ず守るようにしてください。日帰りで簡単に手術できるクリニックが増えましたが、気道が腫れて呼吸ができなくなるなど、術後のトラブルが起きるケースもあるので、すぐに対応をしてくれるクリニックを選ぶ事も大切です。

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